さくら


ひらひらと
儚く散る花弁は
まるで私の恋のように
風に遊ばれ
人に踏まれ
まるで時の塵のように
未来を知りながら
ひたむきに咲き誇る

桜の香りに
思い出すのはあなたの笑顔
桜の香りで
あなたも私を思い出してくれますか