ミュンヒハウゼンシンドローム


あなたの「大丈夫?」という声が聞きたかっただけなんだ
つまずいてみたり 痣作ってみたりして
その度に差し延べられる あなたの手が嬉しくて

あなたに私を 私だけを見て欲しかっただけなんだ
涙流したり ため息吐いたりして
その度に掛けられる あなたの言葉が嬉しくて

あなたの気を心を惹きたくて
私をきずつけてみたり はいたりをくりかえして
駄目になっていく私を 見つけて
あなたの言葉で 慰めて

誰でもいいわけじゃない あなたじゃなきゃ駄目なの
あなたはどうしたら 私のことを見てくれますか
知らないなんていわせない 私が壊れていく様を
あなたが止めてくれること 本当はずっと待っている

私を見つけて、認めて、慰めて