道


遠い遠い道の先
砂利踏みしめて
裸足で歩いてく
ふと振り返れば
遠く遠く道に花
風にゆらゆらと
空に笑いかける
手を伸ばしても
遠く遠い花の恋
踏み出した足に
硝子と血と痛み
立ち止まる想い
遠い遠い先の道
動かない身体に
止まらない鼓動

道はきっと続く
私はまだここに